住宅ローンは高額な借入ですので、さまざまな角度から返済能力を厳しく審査されます。
住宅ローンを通りやすくする方法を知るには、まずはローン審査の基準や落ちる人の傾向を知っておくと良いでしょう。
今回は住宅ローンを利用して不動産購入を検討されている方に向けて、住宅ローン審査を通りやすくする方法と落ちる人の特徴や対策をご紹介します。
住宅ローン審査を通りやすくする方法は?審査の基準とは?
住宅ローンを通りやすくするには、まずはどんな人が受かるのか審査基準を知ることから始めましょう。
住宅ローンの審査には主に6つの項目があります。
ローン終了時の年齢、借入時の年齢、健康状態、担保の評価、年収、勤続年数の6つです。
これらの項目はどれも同じくらい重視されますが、特にポイントなのは完済するときの年齢と年収でしょう。
完済時の年齢にはローンによって制限が設けられており、定年退職後も返済が続くようであればその点も審査の対象となります。
現在の年齢から借入年数を足して、年齢制限にひっかからないかチェックしましょう。
そして年収は住宅ローンの審査において特に重視され、単純に現在の年収だけでなく今後の昇給や会社の安定性などもチェックされます。
審査を通りやすくするには、年収や現在の年齢から無理のない借入額かどうかを精査する必要があります。
住宅ローン審査を通りやすくする方法は?落ちる人の特徴は?
住宅ローン審査の6つの基準をご紹介しましたが、落ちる人にはどんな特徴があるのでしょうか。
住宅ローンで落ちる事例として多いのは、やはり審査でも重視される完済時の年齢と年収の2つです。
また同じくらいの年収であっても公務員や大手企業の会社員よりもフリーランスや経営者のほうが落ちる可能性が高くなります。
そのほか車のローンが残っていることや、携帯料金を滞納した履歴がある場合も審査に落ちる原因となります。
携帯料金の滞納がローン審査と関係あると知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と多い理由の一つです。
年収や年齢でローン審査に不安がある方は頭金をなるべく多く利用して借入額を少なくすることがおすすめです。
また一度落ちても、違う銀行では通ることもありますので再チャレンジしてみるのも一つの方法です。
そのほか夫婦それぞれの収入を合算したり、ペアローンを組むことも借入額を増やすことができます。