これから土地を買ってマイホーム建築を考えているなら、注意したいことがあります。
地域によっては建築制限がされている場合があるためです。
建物の高さ制限として覚えたいのが、日影規制です。
どのような規制なのか、どんな点に注意したらいいのか紹介します。
マイホーム購入の日影規制とは何か?
日影規制とは何かというと、建築基準法のひとつです。
冬至を基準として建物に日が当たらないのを防ぐためのものです。
1976年の建築基準法の改正により、日影規制が定められました。
マンションの建築により、周囲の建物に日が当たらない問題を防ぐ意味があります。
また、マイホーム購入では、地域や建物ごとの日影規制は何かを確認してください。
住んでいる地域によっても基準が変わるため、それぞれ確認が必要です。
区域が住宅地なのか準工業地帯なのかなど何かでも基準が変わります。
一般的な住宅街では、軒高が7m以上、または3階以上の建物で制限があります。
しかし、中高層住宅専用地域や近隣商業地域では、高さ10m以上の建物への制限です。
マイホーム購入で近隣に大型の建物がある場合は注意してください。
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マイホーム購入の日影規制の注意点
日影規制の注意点は、3階建てのマイホームにする場合です。
一般的な住宅で軒高7m以上になることは多くありませんが、3階建てにする家庭はみられています。
具体的にどのくらいの高さまで建てられるかは、建築会社と相談してください。
また、自分の土地が住宅地向けの規制であっても、隣り合った土地の規制が異なる場合があるでしょう。
たとえば、隣り合った土地が近隣商業地域だと、高さ10mを超える建物が建築されるかもしれません。
また、あくまでも日影制限は時間で決められている点に注意が必要です。
たとえば、隣の土地から5m離れている場合は、最大3時間で日陰になる恐れがあります。
さらに注意点としては、2階部分の作る日陰に規制がないことです。
日影制限は、軒高7m以上または3階以上の建物です。
隣り合った住宅が2階建てで、軒高7mなければ制限を受けることはありません。
最終的にその場所にマイホーム購入をすべきかどうかは、現場の様子を確認するようにしてください。
合わせて、建築会社にコンピューター上でシミュレーションしてもらうといいでしょう。
CADを使った日影の計算ができるため、確認してみてください。
人の目で日陰になるか確認しようとしても、限界があります。
季節や時間による違いをすべて把握することはできないため、機械での正確な計測がおすすめです。
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まとめ
マイホーム購入の際には、日影規制に注意してください。
周りの建物の影響で自分の家が日陰になる恐れがあります。
また、建築の際に制限される場合もあるため、3階建てのマイホーム購入を考えている人は注意してください。
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