これから住む街に史跡があったら、歴史好きの方にとってうれしいことはもちろん、そうでなくてもその土地の歴史を感じて愛着がわくものでしょう。
今回は長野県長野市にお住まいを検討されている方に向けて、長野市にある文武学校をご紹介します。
長野県長野市にある文武学校の概要
長野県長野市にある文武学校は、信濃国松代藩八代藩主・真田幸貫が発案し、1855年、9代藩主・真田幸教の時に学問と武道を学ぶ藩校として開校しました。
西洋の軍学などの先進的な教育が行われ、儒教を廃した点が特徴的です。
建物からは質実な松代藩の藩風を感じられ、創建時の姿を今も残す貴重な遺構となっています。
1953年に国の史跡となり、江戸自体の質実な空気を伝える場所として、映画や時代劇のロケに利用される回数も少なくありません。
学校内の剣術所や槍術所は武道の稽古や大会にも使われています。
●所在地:長野県長野市松代町松代205-1
●営業時間:4月~10月まで9時~17時(入場は16時30分まで)、11月から3月まで9時~16時30分(入場は16時まで)
●定休日:年末年始
●アクセス方法:長野I.Cから車で10分
●駐車場:あり(70台まで)
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長野県長野市にある文武学校の見どころ
文武学校の見どころは、なんといっても現存している建物の数々でしょう。
藩校は全国に約250校ありましたが、創建時の建物が残っているのは文武学校のみです。
文武学校の総敷地面積は5,288㎡、剣術所・文学所・柔術所・弓術所・槍術所・東序・西序の7つの施設で構成されています。
2020年10月に約10年の保存修理工事を終え、リニューアルオープンしました。
リニューアル後は体験型スポットとして楽しめる要素が増えています。
特に人気があるのは、柔術所で体験できるスペンサー銃・火縄銃・白砲の3種類のバーチャル砲術体験です。
銃の実寸サイズ・重さを感じられ、スクリーンの映像も江戸時代の図面をもとに再現しており、大人も子どもも学んで楽しめるので、話題のスポットとなっています。
また、もっとも大きい建物である文学所は、障子風スクリーンで鑑賞できる歴史ガイダンスや、藩主になったつもりで撮影ができる奥の部屋が見どころです。
そのほかの建物も見学でき、その場にいるだけで江戸時代からの歴史の重みを感じられるでしょう。
時期によってはお子さま向けや大人向けのイベントが実施されているので、チェックしてみるのもおすすめです。
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まとめ
長野県長野市にある文武学校の概要と見どころをご紹介しました。
文武学校の歴史ある建物の数々は見ているだけでも素晴らしいものですが、体験スポットとして遊びに行くのもおすすめです。
長野市にお住まいの際には、ぜひ足を運んでみてください。
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