長野県長野市にある松代城跡は桜の名所として長野県のなかでも人気のスポットになっています。
桜の時期はもちろんのこと、桜の時期以外でも楽しむことができるよう松代城跡の魅力についてお伝えしていきます。
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松代城跡の歴史についてご紹介!
長野県長野市にある松代城跡は国指定史跡に認定されています。
松代城は、江戸時代には松代藩主である真田家の居城でした。
松代城のはじまりとされているのは、戦国時代に築城された海津城になります。
この海津城の築城年数は現代では不明とされていますが、文献において海津城の名前が確認できるのが永禄三年(1560年)になり、このころにはすでに築城されていたことがわかります。
戦国時代から江戸時代初期までこの地域を支配していた武田信玄や上杉謙信などにとって、この城は北信濃を支配するうえでの軍事的・政治的に重要な拠点となっていました。
元和八年(1622年)に真田信之が松代に移ると、松代城本丸に御殿を建設し、松代藩政の拠点としました。
その後、江戸時代の半ばには、御殿が城の南西に位置する花の丸に移ることになり、本丸は機能を持たなくなる形になりました。
江戸時代、真田氏が松代藩主になっている時代にはこの松代城を中心に10万石の城下町が形成されていました。
松代城のみどころについて
●松代城の特徴
北側に千曲川、東と南に大きな堀を持つ守りに優れた城でした。
石垣の材料は地元で採掘された柴石や皆神山の石を使って自然の形のまま積む、野面積みで築かれています。
●太鼓門
城の本丸正面に位置し、松代城でもっとも大きな門です。
藩士に登城時刻を知らせたり、緊急連絡をするための太鼓が備えられていたことから、太鼓門という名前が付けられました。
●戌亥の櫓
松代城でもっとも高い櫓の跡です。
川中島平を一望できたとされています。
●北不明門
太鼓門の反対に位置する北不明門(きたあかずもん)は、千曲川河岸に通じる裏門でした。
●土塁
戦国時代には千曲川がこの辺りまで拡がっていたことを現代に伝えている土塁になります。
松代城跡へのアクセスについて
桜の時期には地元はもちろん、観光客も集まって大きな賑わいをみせる松代城跡。
アクセスなどの情報は以下のようになっています。
●所在地:長野県長野市松代町松代44
●開館時間:4月~10月9:00~17:00(入場16:30まで)/11月~3月9:00~16:30(入場16:00まで)
●休館日:年末年始は休み
●交通アクセス:長野I.Cから約10分/JR長野駅から松代行きバス約30分乗車し松代駅下車徒歩5分
●駐車場:あり
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まとめ
長野県長野市にある松代城跡についてご紹介しました。
桜の名所として地元の方ならず観光客にも愛されている場所ですが、それ以外にも戦国時代~江戸時代にかけての歴史を感じられるスポットとしての魅力もあります。
お近くに来られた際には桜の時期以外であっても一見の価値がありますのでぜひ訪れてみてください。
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