不動産購入を検討する際、建物の構造を重視される方が多くいらっしゃると思います。
鉄筋鉄骨コンクリート造は、鉄骨の周りを鉄筋とコンクリートで補強しており、高層マンションにも取り入れられるような頑丈な構造です。
そこで今回は不動産購入を検討されている方に向けて、建物の構造のひとつである「鉄筋鉄骨コンクリート造」のメリットとデメリットをご紹介いたします。
鉄筋鉄骨コンクリート造の住宅を購入するメリットは?
鉄筋鉄骨コンクリート造には以下のようなメリットがあるので、不動産購入の際に参考にしてみてください。
メリット①:耐震性が高い
まず、地震などの揺れに強い点が魅力です。
鉄筋には引っ張る力に優れている特性があり、コンクリートには圧縮力に強い特性があるため、地震が起きても揺れや建物の重みに耐えることができます。
鉄骨造や鉄筋コンクリート造の住宅はどちらかひとつの特性しかありませんが、鉄筋鉄骨コンクリート造の住宅は両者の長所を持ち合わせた丈夫な建物なのです。
メリット②:広い空間を造れる
続いて開放感のある空間を造れる点も魅力です。
コンクリートは重量が大きいので、広い空間を造るためには壁や柱が多く必要となります。
しかし、鉄筋鉄骨コンクリート造は、軽量の鉄骨を組み合わせているため柱を少なくすることができ、開放的な空間を実現できます。
以上の2つのメリットに加え、遮音性や断熱性にも優れています。
鉄筋鉄骨コンクリート造の住宅を購入するデメリットは?
鉄筋鉄骨コンクリート造は魅力が多い一方、注意点もあるので気を付けましょう。
デメリット①:建設コストが高くなる
鉄筋鉄骨コンクリート造は材料費がかかるほか、鉄筋コンクリートの中に鉄骨を埋め込む工程が複雑なため、手間もかかります。
また工事が長期化するため、人件費も上乗せされており、その分費用が高くなりやすい傾向があります。
デメリット②:結露が発生しやすい
気密性が高い点は魅力でもある一方で、結露が発生する要因の一つでもあります。
結露を放置するとカビの発生につながってしまうので、こまめに掃除をおこなうことが大切です。
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まとめ
今回は不動産購入を検討されている方に向けて、建物の構造の一つである鉄筋鉄骨コンクリート造のメリットとデメリットをご紹介いたしました。
鉄筋鉄骨コンクリート造は、鉄骨造と鉄筋コンクリート造の両方の良さを持つ頑丈な構造ですが、それゆえに費用がかかるなどのデメリットもあります。
理想の不動産を購入するためにも、メリットとデメリットを理解したうえで不動産選びをしてみてください。
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