マイホームを購入する際は、事前に頭金を支払い、残りの金額分は住宅ローンを組む形が一般的です。
しかしなかには頭金を用意できず、住宅の購入資金全額を住宅ローンでまかないたい、と考える方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、頭金なしでも住宅ローンを組むことは可能か、頭金なしで住宅ローンを組むメリットとデメリットは何かについて解説します。
住宅購入時の頭金とは?
頭金とは、住宅購入時に最初に支払うまとまった金額のお金を指します。
住宅を購入する際は、頭金として住宅価格の1~2割を不動産会社に支払い、残りの金額分の住宅ローンを借り入れる形が一般的です。
頭金の金額が多ければ当然借り入れ額が減るので、月々の返済額や支払う利息が少なくなります。
たとえば3,000万円の住宅を購入するケースにおいて、頭金が100万円と200万円の場合では月々の返済額が約3,000円、総返済額が約120万円変わります。
ただし、頭金は必ずしも支払わなければならないものではなく、頭金がなくても住宅ローンを組むことは可能です。
出産費用や子どもの養育費、教育費用など、今後必要となるであろう支出と預貯金額を考慮したうえで、頭金の金額を決めることをおすすめします。
住宅ローンを頭金なしで組むとどんなメリットがある?
頭金なしで住宅ローンを組むと借り入れ額が増えるため、その分、住宅ローン控除を最大限活用できます。
住宅ローン控除とは、その年末の住宅ローン残高の0.7%が所得税や住民税から控除される制度のことです。
最大13年間で273万円の控除を受けられるため、節税につながる点はメリットといえるでしょう。
また、手元に多くの現金を残せる点もメリットのひとつです。
病気やけがなどの不測の事態は、いつ起こるのかは誰にもわかりません。
万が一のときに備え、ある程度の現金を確保しておくと安心です。
住宅ローンを頭金なしで組むデメリットとは?
頭金なしで住宅ローンを組もうとすると、金融機関による住宅ローン審査が厳しくなります。
頭金を用意できない方は経済力に余裕がないのではないか、と金融機関に見なされる可能性があるため、審査に落ちてしまうリスクが高くなる点はデメリットです。
また、頭金を支払う場合と比較して総返済額が増えます。
毎月の返済額を減らそうとすると、必然と返済期間が長期におよんでしまう点もデメリットといえるでしょう。
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まとめ
住宅ローンを頭金なしで組むと住宅ローン控除を最大限活用できる、手元に現金を残せるなどのメリットがありますが、金融機関の審査が厳しくなる、総返済額が増える点はデメリットです。
メリットとデメリットを検討したうえで、頭金を支払うかどうかを決めることをおすすめします。
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